最終更新日 2024年10月24日 by hawri
ニュースなどでもよく出てくるユニセフは、1946年に設立された国連機関です。
世界中の子供達の健康と命を守るために活動している国連機関で、世界150以上の国と地域で保険や衛生、栄養、緊急支援、教育、HIV、政策提言などの活動を行っています。
5歳の誕生日を迎えられずに亡くなる子供の数は、世界で年間590万人もいます。
安全な水とワクチンがあれば、亡くなる子供の数を増やすことができるのです。
そのため、ユニセフでは、すべての子供が十分なケアを受けて人生を歩んでいけるように、安全な水と衛生的な環境の確保、予防接種の普及、栄養改善に取り組んでいます。
子供に清潔な水を届けられるように、給水設備を整え、トイレを設置して衛生的な生活を送れるように活動しています。
教育は、人間の基本的な権利のひとつです。
質の高い教育は、個人だけでなく社会全体にとっても必要不可欠なものです。
■ユニセフの支援内容
ユニセフでは、子供たちに質の高い教育を提供し、未だに世界にはびこる差別と不公平をなくすために努力を続けています。
長い間、ユニセフは紛争や自然災害などの緊急事態下において、人道支援を行ってきました。
もともと、第二次世界大戦で被災した国の子供を支援するために設立されたのがユニセフなのです。
その基本的な支援は、現在でも変わりがありません。
現在でも、紛争が起こっている地域があり、災害によって危険にさらされている家族も多いです。
ユニセフでは、どのような厳しい環境下でも、子供の命と権利を守るために活動を続けています。
世界中から寄せられた資金をもとにして、栄養のある食料や水を届け、子供の保護や教育、保健など各分野の支援活動を実施しています。
日本ユニセフ協会は、ユニセフ国内委員会のひとつで、ユニセフを代表する日本の組織です。
日本ユニセフでは、世界のユニセフの活動を支援するために、寄付や政策提言協力、広報などの活動を幅広く行っています。
協会ビルであるユニセフハウスのホールやシアター、展示スペースを使って応報活動を行い、ショップでは、一部が寄付金となる商品の販売を行っています。
日本国内で日本ユニセフ協会に寄付を行った場合、その寄付金には税制上の優遇措置があり、寄付金控除として税額控除か所得控除のどちらかを選択することができます。
日本ユニセフ協会では、本部だけでなく、日本各地に活動拠点を置いています。
2003年には、ユニセフ本部への拠出金が1億ドルに達しています。
内閣府の認定を受け、現在は公益財団法人になっています。