最終更新日 2024年10月24日 by hawri
社員研修には大きく分けて、社内研修と社外研修があります。
社内研修は会社の中だけで行う研修で、上司の立場にあたる人間が研修会などを開催し指導します。
また研修を受ける側の人間は新入社員や若手社員などを中心に、会社によっては定期的に行っていることも多いです。
この場合社内で全てを行うことが出来るので日程なども決めやすく時間に拘束されにくいメリットがあります。
外部から人を雇って研修するわけではないので余計なコストもかからず経済的です。
ただし社員研修を行うのであればやはり指導する側の質が大切になってきます。
経験も知識も豊富で、尚且つ社員からの信頼を得ている人物が指導する立場になって、一緒に会社のために頑張ろうという意識を高めていくことで、大きく社員のスキルアップにつながっていきます。
それから社外研修は、社内ではなく会社の外で行う研修となっています。
年に一度社員旅行を兼ねて社外研修を行っているような企業もあります。
こちらはいつも働いている職場を離れての研修になり、何もかも初心で聞き入れることができるというメリットが生まれます。
初めての場所などで行う場合には、社員同士のコミュニケーションも増え、人間関係の形成にもつながっていきます。
また自社ではまだ導入されていないような最先端の機器などを見学できるような社外研修であれば、社内では身につかないであろう新たなスキルも手にする期待が持てます。
ですがこちらはあらかじめ準備などに時間が多く必要となり、社内研修に比べてコストが大幅にかかってくることもあります。
外部の企業と接触することは非常に大切なことになりますが、それをすぐに仕事で活用できるようになるのは一部の社員で、大半はすぐに役立つ内容になるとは限らないという欠点もあります。
企業によっては社内研修も社外研修も定期的に行っていることもあり、その企業の業種によっては毎月のように社員研修を行っているようなところもあります。