【神澤先生】歯科医院で予防歯科を受けるメリット

最終更新日 2024年10月24日 by hawri

「予防歯科って何するの?」
「予防歯科のメリットが知りたい」
「神澤光朗先生のプロフィールが気になる」

歯科医院は歯にトラブルが起こらない限り行かないという方は多いですが、近年は予防歯科をきちんと受けることによって、虫歯や歯周病の早期発見や、歯石の除去により歯を健康に維持できるため、将来自分に残る歯の本数が大きく違いが出てくると注目されています。
そこで今回は予防歯科の特徴と、受けることで得られるメリットをチェックしていきましょう。

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神澤光朗先生教えて!予防歯科って何?

まず歯科医院で行われている予防歯科とは、定期的に検診を受けることで虫歯や歯周病などの口腔内の病気の発症や悪化を防ぐための検査、治療、生活指導を行うことを指します。
1本でも多く自分の歯を残すことを目的としており、将来入れ歯やインプラントに頼ることなく、自分の歯で食事や会話が楽しめるようになるなど利点は非常に多いといわれています。
実際に日本では虫歯など歯の痛みやトラブルが起こらないと歯科医院に受診しない人が多いのに対し、欧米諸国では痛みが出る前に予防歯科に通うことが一般的です。
予防先進国であるスウェーデンでは80歳以上の方のほとんどに20本以上歯が残っている統計が出ていますが、日本では80歳以上の人で歯が20本以上残っている人は全体の40%と低く、予防歯科の重要性が高まったことで年々数値が増えていますが、スウェーデンと比較すると半分ほどの数値といえます。

参考資料:FDP創設者である神澤光朗院長、神沢歯科医院についてご紹介

歯科医院で予防歯科を受けることのメリット

虫歯・歯周病を早期発見&防ぐ効果がある

では実際に歯科医院で予防歯科を受けることのメリットには、「虫歯・歯周病を早期発見&防ぐ効果がある」ことにあります。
虫歯は初期のうちはまったく痛みがないため、自分では気づくことができません。
そのため痛みを感じてやっと治療を受ける頃には、虫歯の症状はだいぶ進行してしまっており、たとえ治療をしても完治することは難しくその後の歯の持ちが悪くなる恐れがあります。
歯周病の場合は痛みを感じることなく進行していき、気付いた時には歯がグラグラとして抜けそうになってしまうということも珍しくありません。
しかし予防歯科に定期的に通うことによって、虫歯が進行し辛い痛みに悩んだり、治療時に歯を削る量を最小限に抑えることができるので歯を強く丈夫なままで維持することができます。
歯周病の主な原因とされる歯に蓄積していく歯石を取り除くことにより、歯周病が進行しにくい状態を作り出し健康な状態が維持できるといったメリットが得られます。

健康な歯を長く維持し美しく保つことができる

「健康な歯を長く維持し美しく保つことができる」ことも予防歯科のメリットで、永久歯は1度失うと二度ともとに戻すことはできません。
特に虫歯の治療を何度も繰り返し、削っていると歯の寿命が縮んでいきます。
いかに歯を削ることなく健康な状態を長く維持するかが歯科治療で重要であり、歯を失ってしまえば食べることができるものが限定され、今のように好きなものを思い切り食べることができなくなります。
特に食事を日々の楽しみにしている人にとっては、歯を失うことは大きなストレスになりますし、実際に食事は生活の質において非常に重要な要素なので、健康かつ美しい歯を維持するためにも予防歯科は重要となります。
そして健康な歯を維持するということは、見た目の美しさにも直結します。
予防歯科では仕上げにPMTCを行っており、このPMTCとは専用の薬品とブラシで歯を徹底的に清掃することです。
これにより歯の表面に付着しやすい食べ物の着色汚れがキレイに落ちて、色も明るくツヤがでるので見た目が非常に美しくなるなど審美的な効果が期待できます。

全身の病気を予防する効果

予防歯科を受けることは歯の健康を保つだけではなく、「全身の病気を予防する効果」も持ちます。
日本は超高齢社会になりつつあり、平均寿命は男女ともに80歳を超えました。
今後の大きな課題は介護に頼ることなく、自分で最低限の生活をおくる健康寿命を延ばすことにあり、歯の残存本数が多い人ほど健康寿命が長くなることが近年の研究で明らかになっています。
そして歯の残存本数が少ない人ほど、脳の海馬や前頭葉の容積が小さくなるといわれており、認知症のリスクが高まることが研究でわかってきました。
実際に残存本数が20本未満であり、入れ歯を入れていない高齢者ほど認知症のリスクが約2倍にもなるという研究もあるほどです。
そして虫歯や歯周病は口の中だけではなく、全身の病気の発症や進行にも大きな影響を与えます。
高齢者に多いとされる誤嚥性肺炎は、歯周病菌が肺の中に侵入することで発症しますし、歯周病菌の毒素は動脈硬化を引き起こす危険があり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます。
歯周病と糖尿病は相互に悪影響を及ぼすことがわかっているため、定期的に予防歯科を受けることで虫歯や歯周病を未然に防ぐ対策が必要です。

経済的な負担が少なくなる

「経済的な負担が少なくなる」こともメリットであり、予防歯科を定期的に受けるといっても年に数回であり、虫歯や歯周病になってしまうと治るまでに何度も通院が必要になり費用もそれ以上にかかります。
また将来的に歯科だけではなく全身の病気を予防することにつながるため、将来的な医療費の負担を軽くすることができます。

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