最終更新日 2024年10月24日 by hawri
募金などで日本ユニセフの名前はよく聞くものの、具体的にどのような活動をしているのかわからないという方もいるかもしれません。
集めた募金を何に活用しているのか知らなければ、寄付するのに抵抗を持ってしまうこともあるでしょう。
そこで日本ユニセフがどのような支援活動を行っているのか把握したうえで、寄付などの形で支援を行うかどうか考えていくのも1つの手です。
世界の子供たちを保健の面から支援していく
日本ユニセフの活動の1つが、世界の子供たちを保健の面から支援していくという点です。
日本では、きれいな水や子供へのワクチンなどの活動が当たり前のように行われています。
しかし世界に目を向けてみると、きれいな水の確保が難しい地域も多いのです。
また世界の子供たちの中には、ワクチンで防げる病気で5歳までに命を落とす場合もあります。
そこでユニセフでは、すべての子供が乳幼児期にワクチンなどの十分なケアが受けられるように支援を行っています。
水と衛生問題を整える活動を行っている
そして世界の子供たちの生活のために、水と衛生問題を整える活動を行っているのもポイントの1つです。
汚れた水や不衛生な環境で生活していると、感染症のリスクが高くなります。
そこでユニセフでは、きれいな水を届けられるように井戸などの給水設備を作る取り組みがあります。
また衛生的な生活が送れるようにトイレの設置などもしています。
また日本では当たり前のように使われている石鹸でも、世界では使っていない地域も多く見られます。
そこで石鹸を使った正しい手洗いの仕方を広めることで、衛生環境を整えられるようにしているのです。
きれいな水があったとしても、栄養状態が悪ければ健康に子供が育っていくのは難しくなります。
実は世界においては、毎年数百万人もの子供が重度の急性栄養不良によって命の危険にさらされているのです。
もしも栄養不良の状態になると、発育阻害や消耗症さらには低体重などの状態につながります。
そして栄養不足は子供の成長に関わるだけではなく、病気にかかりやすくなる要因の1つです。
だからこそ日本ユニセフでは、栄養分野への投資を通して世界の子供たちを支援できるようにしています。
自律的な生活ができるようにする
健康状態の管理だけではなく、自律的な生活ができるようにするというのもユニセフが行っている支援活動に含まれます。
そもそも教育というのは基本的人権の1つです。
そして質の高い教育を受けることで、個人や社会全体の発展と豊かな暮らしにつなげることが可能です。
そこでユニセフでは、世界のすべての子供たちが質の高い教育を受けられる場を作るために支援活動をしています。
不公平を撤廃するというのも目指しているポイントの1つです。
子供の保護をする
ほかにも日本ユニセフが行っている行動の1つが、子供の保護をするというものです。
残念ながら暴力や搾取、さらには虐待などの被害にあう子供も多く存在しています。
それらの危険から守り、生存や成長そして発達の権利を実現することは大切な活動の1つです。
そもそも地域によっては、生まれた子が出生登録や国籍の取得が行われていない場合も多く見られます。
出生登録が行われない子を減らすというのも大切なことです。
また小さな子供であったとしても、さまざまな形態で労働をしているという場合も多く見られます。
幼い子供が労働をさせられている場合、心身や教育面での発達を阻害することになります。
子供の権利を守り十分な教育を受けられる活動を作り、これからの未来を作るためのサポートをしているのです。
世界では紛争や自然災害、さらには感染症の蔓延など常にさまざまな問題が起きています。
このような問題が起きたとき、子供たちが犠牲にあってしまうケースも多く見られます。
紛争や自然災害などで親を失った子供が、1人で生きていくのは大変なことです。
そのような子たちの生きる権利を守り支援していくというのも、ユニセフが力を入れている活動の1つです。
ユニセフという団体を支援していく
日本ユニセフが世界の子供の支援をしていると知っていても、具体的な内容はわかっていないという方も多くいるかもしれません。
実際にはさまざまな視点から、世界の子供がより良い生活をできるように支援を行っています。
具体的にどのような内容をしているのか把握したうえで、可能ならユニセフという団体を支援していくのも1つの手です。
社会貢献をしたいと思っても、個人で何かをするのは簡単なことではありません。
しかしユニセフのような団体への募金であれば、誰でも手軽に行うことができます。
募金のための方法も増えているので、自分に合った形で寄付できるというのもポイントの1つです。
実際に募金するとなると、駅やショッピングモールなどの募金箱にお金を入れるという方法をイメージする方も多くいます。
しかし募金箱に行かなくても、振り込みなどの方法でまとまった額を寄付することもできます。
最近では、インターネットを利用した募金方法も広まっています。
インターネットを利用することで、パソコンやスマートフォンから24時間募金をすることが可能です。