弁護士の役割について

最終更新日 2024年10月24日 by hawri

弁護士の仕事

普段生活をしている中で、弁護士の仕事を見る機会というのはそう多くはありません。
しかし、テレビなどで裁判のことが取り上げられると、多くの場合その場に同席しているので、仕事内容としては裁判時の代理人というイメージがある人も多いでしょう。

実は裁判などの特別な業務だけでなく、一般の人にとって身近な業務も行っています。

【弁護士とは?】

国家資格を持つ法律の専門家です。
この国家資格を得るためには、まず司法試験に合格する必要があります。

この試験は非常難関と言われており、合格するのに何年もかかる人がいる程です。
しかしその後すぐになれるわけではなく、その難関を突破した後は司法修習生としてさらに1年間法律の勉強を積まなくてはなりません。

そしてその期間を修了後にある試験に合格すると、弁護士と名乗ることができるようになります。
そのため、数ある国家試験の中でも難易度の高い資格と位置づけられています。

【仕事内容について】

基本的には、依頼した人のトラブルを法律の面で解決する手助けをします。
特に、法律に関わる問題だと当事者同士では解決が難しい場合が多くあります。

一般の人には法律の細かい知識はありませんので、問題解決がスムーズにいかず長期化してしまうこともありえます。
その間に第三者として入ることで、法的な手続きを依頼人の代わりに行い、一緒に解決に努めます。

法的な手続きは資格がない人でも行えますが、細かい決まりや法的な知識が必要になることも多いため、その代理をするのも仕事の1つです。
法律のプロとして、裁判という特別な場だけはでなく生活のあらゆる面でサポートします。
薬事法に強い弁護士

【弁護士に相談するメリット】

法律のプロである弁護士ですが、相談や依頼をするメリットとは具体的にはどのようなことがあげられるのでしょうか?
まず、基本的に依頼人の利益を最優先に考えて行動します。

依頼していると言っても、そこに上下関係があるわけでなく、あくまで対等な立場としてあらゆる相談に乗ってくれます。
その中で、依頼人にとって1番良い選択を法律のプロとして提案してくれます。

ですので、相談内容によって依頼人の利益が得られないと判断した場合は、依頼を断るというケースもあります。
依頼することのメリットはそれだけではありません。

トラブルは身体的にも心理的にも大きな負担となることも多いです。
できればトラブルになっている相手とは会いたくないという人も多いでしょう。

その場合、依頼すれば相手との交渉を代わりにしてもらうことができます。
法律のプロで専門的な知識も豊富にありますので、当事者同士で交渉するよりもスムーズに解決することができます。

トラブルはできれば長期化せずに、早期に解決するためにも相談・依頼することは大切です。
法律に関することには、細かいきまりがあることも多く、素人では把握しきれない部分も多くあります。

ですので、手続きしたものの、不足箇所があり、後からそれが元でさらなるトラブルに巻き込まれるということもあります。
そのようなことを防ぐためにも、プロへの相談や依頼は有効です。

【まとめ】

弁護士についてさまざまご説明しましたが、いかがだったでしょうか?
普段その仕事を目にする機会が少ないこともあり特別な存在という意識から、詳しく知らないという人も多いと思います。

まず資格自体を得るのも難しく、活躍するまでには長い道のりがあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
そして、裁判などの特別な場面だけでなく生活の中で起こったさまざまな場面において、法律のプロとして人々のサポートしています。

万が一困った時には、自分の利益を1番に考えサポートしてくれる強い味方と言えます。

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