最終更新日 2024年10月24日 by hawri
相場を知ることによって買主との価格交渉でも有利になれる
家を売る経験は、人生の中で何度もあることではありません。
転勤や住み替えなどが理由で処分したいときには、方法がわからず不安になる人も多いでしょう。
一般的に日本で家を売るときには、仲介会社に買主を探してもらう方法が主流です。
仲介会社に依頼して買主を見つけてもらい、価格交渉をしてから処分をするのが基本的な流れになります。
家の売却を考え始めたら、最初に調べておきたいのが相場です。
相場を知らないと資金計画も立てにくくなり、買主との価格交渉でも不利になると、マンション売却の達人の管理人も言ってます。
住宅相場の調べ方は、国土交通省が提供している不動産取引価格交渉情報検索を使います。
他にも中古住宅の情報サイトで、近隣にある所有物件に似た条件の住宅がどれぐらいの価格で売買されているのか調べるのも、相場を知りたいときには有効な方法の一つです。
仲介会社の探し方について
どれぐらいの価格で売れるのか判明したら、次は仲介会社探しです。
一般的な探し方としては、広告やCMなどで目にした仲介会社に直接連絡する方法でしょう。
電話やホームページから問い合わせをすれば、査定価格を提示してくれます。
他にも探し方としては、近所にある不動産会社や工務店に直接出向き相談するのが一般的です。
最近はインターネットを使って仲介会社を探すのも一般的になっていて、一括査定を利用する人も増加しました。
インターネットの一括査定を利用するメリットは、一度に複数の仲介会社から査定を取れることです。
広告やCMで有名な仲介会社が、必ずしも相場に則した金額の査定をするとは限りません。
悪質な不動産会社や工務店に相談すると、相場以下の金額で売却しようとする仲介会社もあります。
インターネットの一括査定を利用すれば複数社の査定を取れる
家を売るときは少しでも高く売りたいですから、そのためには査定を比較することが大切です。
しかし一つ一つの会社に連絡したり相談していたりすると、手間と時間がかかりしっかりと比較できません。
その結果本当はもっと高く売れたのに、安く手放すことになります。
インターネットの一括査定では、持ち家や個人情報を一度入力すれば複数社の査定をすぐに取れます。
わずか数分で査定の比較を始められるので、面倒な手間や膨大な時間をかけることはありません。
一括査定のサイトでは、大手から地域の小さな不動産会社までをカバーしているので、特に仲介会社にこだわりがないならインターネットを使い探すのがおすすめです。
無料で利用できる一括査定を駆使して、最も高く売れる会社を探しましょう。
家は素早く売ることも大切
しかし家を売るときには高い価格であることも重要ですが、素早く売ることも大切です。
売却までの時間がかかると引っ越しなどのスケジュールに影響が出ますし、税金などの維持費も発生してしまいます。
またいつまで経っても買い手が見つからず売れ残っていると、物件としての印象も良くありません。
中古住宅を探している買主は、こまめに情報をチェックしています。
そのためいつまで経っても売れない物件というのには気付きやすく、売れ残っていると何か大きな問題を抱えていると思うものです。
買主からの印象が悪くなると、売れずに値下げをしても買いたいとは思ってもらえないでしょう。
素早く売るために重要なポイントは、査定価格だけで決めてしまわないことです。
仲介会社に得手不得手があり、得意分野なら独自のルートで素早い売却を実現できますが、不得手な分野だと効率的に買主を見つけることができません。
仲介を依頼するときには、必ず過去の実績も加味して決めるようにしましょう。
一般的に売却を始めてから実際に売れるまでには、2ヶ月から半年程度の期間が必要です。
売りたいと思ったらすぐに売れるものではないので、計画的に一つ一つの手順を進めることが重要です。