ネット上の誹謗中傷に反論する際に最低限必要な準備

最終更新日 2024年10月24日 by hawri

ネットを利用している際、誹謗中傷を受けて反論しなければならなくなった時、最低限必要な準備がいくつかあります。

相手を論破して説得力を失わせるにも、議論や討論を見ている方達に自分が正しいと判断してもらう為にも、準備を怠らないようにしましょう。

まず、論点となっている物事の調査は必要不可欠です。

調査の過程で自分の言動に過失があったと気づいた場合は、そもそも反論ができません。

反論する資格がないのに延々と自分が正しいと主張する事は、敵を増やし騒ぎを大きくするだけで、何の価値もない行動だからです。

調査中に相手の誹謗中傷を覆す情報が発見されたら、裏付けを取りましょう。

確かな情報であると確認できたら、議論や討論に利用できる切り札になります。

次に、情報の整理が必要です。

確かな情報を握っていても、それが何を意味するのかを把握していなければ議論や討論の中で示す事ができません。

反論の際には相手も厳しく追及してきますので、想定問答を作って、反論の裏付けとなる情報をまとめておきましょう。

反論が早ければ早い程、そしてその内容が明確であるほど相手は圧倒されますし、議論や討論を見ている方達も説得力を感じるものです。

その他の方法について

この他にも、相手の言動に動揺しない気構えが必要です。

ネット上の議論や討論では、必ずしも相手が反論をしてくるとは限りません。

話題をループさせたり、論点を曖昧にしたりして、不利な状況を誤魔化して追及をかわそうとする人が少なからず存在するからです。

誹謗中傷である事を明確にして責任を追及するには、今何を話しているのかを常に明確にしましょう。

話題逸らしやループは許さず、その都度注意して、相手のペースに乗らないように気を付ける必要があります。

動揺しないという点においては、相手の出してくる情報を冷静に判断するという点も重要です。

時には未見の資料を論拠の裏付けとして示される事もありますが、ここで重要なのは必ずしも相手が正確な情報を出してくるとは限らないという点です。

裏付けの取れていないいい加減な情報であったり、都合の良い部分だけが引用されていたりする事もあります。

相手が議論や討論を有利に進める為に、意図的に情報を誤魔化す事もあるので注意しましょう。

提示された資料は必ず精査して、おかしな所がないかチェックするべきです。

また、できるだけ原本や関連資料を当たって、矛盾がないかチェックする必要があります。

事前の準備と心がけがあれば、ネット上の議論や討論に勝つのは難しい事ではありません。

ただし、相手も本気で反論をしてきますから、油断は禁物です。

勝つ為の準備は、誰が相手でも手を抜かずしっかり行いましょう。

出典:「誹謗中傷対策(業界別) | 誹謗中傷対策ならネット情報参謀セイメイ」より

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