最終更新日 2024年10月24日 by hawri
自習室といえば、学校にある勉強スペースというイメージがありますが、勉強をするのは学生に限ったことではありません。
資格取得を目指すサラリーマンや定年を迎えてから勉強熱が高まる高齢者も勉強をします。
最近は図書館にこうしたスペースがあったり、公民館の一部を自習スペースとして貸し出したり、はたまた民間で有料の自習室スペースを運営していたりと自習室に関する需要は増えています。
だからこそ、利用方法に関しては細心の注意が必要であり、実際に利用する場合、どのあたりに気をつければいいのか、トラブルに巻き込まれる前に知っておきたい部分です。
まずは物音に対する意識です。
基本的に自習室は静かなところであり、静かにしていなければならない図書館よりもかなり静かとも言えます。
そのため、些細な物音を立てるだけで、過敏に反応する人が時折います。
特に、音を出している側はそこまで気にしていないため、自分の物音に反応してきた人から注意を受けても何のことかわからず、結果としてトラブルになることが少なくありません。
このため、人によっては些細な物音も許せなくなるという意識を持って利用することが求められます。
ノートパソコンを持ち込む場合はキーボードの音に、筆記用具を持ち込む場合は記入する時の音に、それぞれ注意しなければなりません。
私語をする、飲食をする、居眠りをする、席を複数占有するなどの行為は当然ながらしてはいけません。
ただ、それでもしてしまうケースが出てきます。
特に友人と一緒に来た時はついついやってしまうということもあります。
私語といっても、勉強に関することならいいのではないかと思う人もいますが、そうした場合は自習室の外で話せばよく、静かな環境においてすべきことではありません。
出典:http://jishukukan.com/osaka
居眠りに関しても、いびきをかいて寝ているかどうか本人はよくわかっていません。
そんな中、もしいびきをかいて寝たとしたらかなりの迷惑を周囲に与えることになります。
席を複数占有するのは隣に友達を座らせるためだとしてもいけません。
勉強に集中すれば、少なくとも物音を立てて周囲に迷惑をかける行為や私語や飲食などをする状況にはなりません。
そして、友人と一緒に勉強する場合は高い確率で何らかの形で迷惑行為をしてしまうため、特に大人であれば自分だけで勉強することが大切です。
公共スペースであることをよく考え、民間の有料スペースを利用する場合は特に気を付ける必要があります。